解決事例

当事務所で過去に扱った手続や事件などの解決事例の中から、ごく一部ですが、依頼人の許可を得て、かつ少し事例を変えて掲示しております。あくまでも参考事例ですので、御理解の上、御参考ください

相続問題

CASE1 相続放棄

ある日、平穏に生活していたHさんの元に、裁判所から郵便が届いた。その中身は、自らに全く身に覚えのない借金1000万円について、Hさんに支払いを求める訴状であった。内容を確認すると、Hさんの亡夫(甲さん、平成19年死亡)の兄弟である乙さん(平成17年死亡)が残した借金を兄弟で分割して支払うよう求めるものであった。乙さんには配偶者も子供もいなかったので、その兄弟が相続人となるが、Hさんの場合、夫であった甲さんが死亡していたため、Hさんが相続人となり、訴えられてしまったのである。

そこで、当事務所においてHさんから詳しく事情を聴いた後、相続放棄の申立をすることを検討した。相続放棄の申立は、被相続人死亡後3カ月以内にすることが原則であるが、例外的に3カ月以上経過した場合でも相続放棄が認められる場合があることが、判例において示されている。当事務所において相続放棄申述書や事情説明書を作成した結果、被相続人死亡後4年以上経過した事例であるが、無事に相続放棄が認められた。一方で、Hさんを被告とする裁判の期日が1週間後に迫っていたため、急いで相続放棄申述受理証明書を発行してもらい、その証明書を証拠書類として答弁書を作成し、遠方の裁判所へ郵送した。その結果、原告はHさんに関する訴えを取下げ、Hさんは無事、身に覚えのない借金の返済を迫られることがなくなり、元の平穏な生活に戻ることができた。

CASE2 特別代理人の選定

一昨年、Oさんが同居して面倒を見ていた母親(甲さん)が亡くなった。甲さんの財産としては、現在住んでいる家と土地、及び少しばかりの預貯金のみであった。Oさんには他に4人の兄弟がいるが、末弟は福祉施設に入所しており、甲さんが残した財産について、遺産分割協議ができない状態であった。甲さんは遺言書も作成していなかったため、相続財産は2年間未分割の状態である。しかし、この度Oさんの息子さんが帰郷し、結婚して家族をもつことになったため、これを機会に現在の家を改築することとなり、住宅ローンを利用することが必要となった。

しかし、福祉施設に入所している末弟は判断能力に乏しいため、遺産分割協議をすることは困難である。そこで、末弟のために特別代理人を選任し、その特別代理人が遺産分割協議を代理することで、土地建物をOさん名義にし、無事に家を新築することができた。

借金問題

CASE1 借金返済のリスケジュール

来所されたNさんは、消費者金融や信販会社からの借金総額が350万円、給与18万円のうち12万円を借金の返済に充てており、返済のための借金を繰り返していた。いわゆる自転車操業である。

そこで、当事務所でNさんの債務整理を引き受け、取引履歴を取り寄せた後、再計算をしたところ、借金総額は少し減って300万円程度。Nさんの強い希望もあり、自己破産せずに任意整理をすることとなった。その結果、7社から約300万円の借入金を、月々5万円弱の分割(48回~72回)払い、将来利息カットで和解し、Nさんの生活再建が可能な金額まで、借金返済のリスケジュールを構築することができた。

CASE2 過払い金返還請求

当事務所のホームページを見ていただき、近隣市より来所された主婦のMさんは、5社から200万円の借金があった。夫には内緒の借金であるということで、こちらからの連絡は時間指定をしたうえで携帯電話へする、郵送物は実家へ送ることをお約束し、依頼を受けた。

当事務所で取引履歴を取り寄せた後、利息の再計算をしたところ、当初は約200万円の借金であったが、実際は120万円の過払金が発生していることが判明した。そこで、過払金返還請求訴訟を提起し、過払金の満額を回収した。回収金から他の借金を返済し、当事務所への報酬を差し引いてもかなりの残金が残ることとなった。

任意交渉・裁判事例

CASE1 滞納家賃の回収・明渡し

来所されたSさんは、58歳の独身女性であった。収入は、両親が残してくれた賃貸アパートの家賃のみである。ところが、賃借人が3カ月ほど家賃を滞納しており、全く支払ってくれる様子もない。

そこで、当事務所において滞納家賃を請求し、建物の明渡しを求め提訴することとなった。当初こちらからの連絡には全く音沙汰がなかったが、訴訟提起後は賃借人の父親も交え、交渉ができるようになり、3カ月分の家賃を無事に回収することができた。

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